2022年12月30日
2022年 第51週(12月19日~12月25日)
〈新型コロナウイルス感染症に関する情報〉
兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は今週 45,428 人(先週 38,682 人)で、対先週比 1.2倍となり、第 42 週から 10 週連続で増加しています。
感染の急拡大を受け、外来フェーズが「感染拡大期」から「流行期」に引き上げられました。
年齢別においては、40 歳代が 16%と最も多く、10 歳代 15%、30 歳代 14%となっており、30 歳代以下の世代の占める割合が 52%となっています。
今後も感染者数が更に増加していく可能性が高く、またインフルエンザの患者発生も増加傾向にあり、同時流行が懸念されています。
感染症の拡大を防ぐため、今後も引き続き基本的な感染症対策や積極的なワクチン接種をお願いします。
※9 月 26 日(月)から全国一律で全数届出の見直しが行われたため、集計方法が変更になりました。
(健康フォローアップセンター等からの報告数を含めています。)
定点把握感染症
~インフルエンザ~
定点あたり患者数は、今週 0.78 人(先週 0.31 人)と増加しました。
今週の患者 155 人の年齢分布では10~14 歳 42 人、8 歳及び 15~19 歳 15 人、7 歳 11人の順で多くなっています。
県下 17 保健所管内中、尼崎市、西宮市、福崎の 3 保健所管内で、流行開始の目安とされる定点あたり患者数 1.0 人を超えています。
学校等の臨時休業発生状況では、今週、高校から 1件の学年閉鎖、小学校から 2 件の学級閉鎖の報告がありました。
当研究所では今シーズン、県内の患者から AH3 亜型(A 香港型)5 件のインフルエンザウイルスを検出しています。
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です。
また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。
【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2023年1月4日更新)